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◆オモコロ原宿さん推薦──「ある物事が世の中から消えるのは、時代がそれを要請したからだ。そうやって人は、大人びた納得をしたように見えて、心の柔らかい部分には、まだ愛着や哀惜がしっかりと残っている。あの時見送ったはずの気持ちは、実は驚くほどそのままの形で自分の中に留まっているし、それに気がつくことは人生の喜びにもなり得る。そう熊たちが教えてくれる一冊です。挿絵も最高すぎ。」
【創立70周年記念企画】エッセイ「東京創元社、私の一冊」:「『布のおしぼり』というものに、 巡り会えなくなって久しい。 」原宿
電灯もオイル・ランプもない時代、森を忍び歩く悪魔として恐れられた「精霊熊」。死者への供物を食べさせられ、故人の罪を押しつけられた「罪食い熊」。スポットライトの下、人間の服装で綱渡りをさせられた「サーカスの熊」──彼らはなぜ、どのようにしていなくなったのでしょう。『10の奇妙な話』の著者であるブッカー賞最終候補作家が皮肉とユーモアを交えて紡ぐ8つの物語。デイヴィッド・ロバーツのイラスト43点収録!
ミック・ジャクソン
1960年、イギリス生まれ。20代の頃はアメリカのロックバンドで活躍、その後短編映画の監督・脚本を手がけ、1997年に『穴掘り公爵』で作家デビュー。同書はイギリス最高の文学賞であるブッカー賞と、イギリスまたはアイルランド在住の作家に与えられるウィットブレッド賞(現在はコスタ賞)デビュー作賞それぞれの最終候補作となった。主な著作に『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』、Five Boys(2002)、The Widow’s Tale(2010)などがある。
田内志文
(タウチシモン )文筆家、スヌーカー選手。コナリー『失われたものたちの本』『失われたものたちの国』、ジャクソン『10の奇妙な話』、スティーヴンソン『新訳 ジキル博士とハイド氏』、オーウェル『1984』など訳書多数。








