マツカイノノロイ

魔使いの呪い

ジョゼフ・ディレイニー
金原瑞人田中亜希子


魔使いの呪い

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:348ページ
初版:2014年1月31日

ISBN:978-4-488-58003-2
Cコード:C0197
文庫コード:F-テ-7-2

装画:佐竹美保
装幀:藤田知子


内容紹介

ぼくはトム。魔使いに弟子入りして半年ほどたったある日、人の血を好むボガート、リッパーを退治してくれという依頼があった。襲われたのはなんと師匠のお兄さん。ボガートはなんとか退治したものの、こんどは病み上がりの師匠が、古代の悪霊ベインが巣くう大聖堂の町プリースタウンに向かうと言い出す。だがそこには魔使いをつけ狙う冷酷な魔女狩り長官の姿が……。映画Seventh Son原作シリーズ第二弾。解説=上橋菜穂子


ジョゼフ・ディレイニー

1945年イングランド北部ランカシャー生まれ。ランカシャー大学卒業。ブラックプール・シックスフォーム・カレッジでメディア及び映像関連に関して教えるかたわら、大人向けの小説を書いていたが、エージェントの勧めで初の児童書『魔使いの弟子』を書いたところ成功。現在15カ国で翻訳され、さらに『魔使いの呪い』、『魔使いの秘密』、THE SPOOK'S BATTLEと続巻も刊行されている。


金原瑞人

(カネハラミズヒト )

1954年生まれ。翻訳家・法政大学教授。訳書にディレイニー『魔使いの弟子』、『魔使いの呪い』『魔使いの秘密』、ブロック〈ウィーツィ・バット・ブックス〉全5巻プライス『500年のトンネル』(以上東京創元社)、ストラウド『バーティミアス』(理論社)、クラッチャー『アイアンマン』(ポプラ社)、ローズ『ティモレオン』(中央公論文庫)、シアラー『青空のむこう』(求龍堂)、アランハフト『ラスト・ドッグ』(ほるぷ出版)、ウェストール『ブラッカムの爆撃機』(岩波書店)など。エッセイに『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』(牧野出版)、編著書に『12歳からの読書案内』などがある。


田中亜希子

(タナカアキコ )

千葉県生まれ。銀行勤務ののち翻訳業に。絵本の読み聞かせの活動もおこなっている。おもな訳書に絵本ダラス=コンテ『コッケモーモー!』(徳間書店)、シールズ〈マーメイド・ガールズ〉シリーズ(あすなろ書房)、リーデ『囚われちゃったお姫さま』、ディレイニー『魔使いの弟子』、『魔使いの呪い』『魔使いの秘密』(東京創元社)、ヒル『僕らの事情。』(求龍堂)、マーサー〈バンパイア・ガールズ〉シリーズ(理論社)、ハートネット『サレンダー』(河出書房新社)などがある。