ジョウキキカンシャトチゾメノガイトウ

蒸気機関車と血染めの外套

アランナ・ナイト
法村里絵


蒸気機関車と血染めの外套

ジャンル
海外ミステリ > 歴史ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
刑事ファロ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:302ページ
初版:2013年4月12日

ISBN:978-4-488-27721-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-ナ-2-3

装画:遠藤拓人
装幀:藤田知子


内容紹介

医師ヴィンスの上司ケラーの妻、メイベルが忽然と姿を消した。彼女は列車で妹のもとへと向かったが消息不明となり、二週間後に線路脇の雪の中から血まみれの外套と肉切り分け用のナイフが発見された。ヴィンスの義父である警部補のファロは、二週間前にケラー家で開かれた晩餐会を思い返す。メイベルを殺した何者かの悪意の芽は、あの夜の出来事をきっかけに育ちはじめたのか? 訳者あとがき=法村里絵


法村里絵

(ノリムラリエ )

1957年、東京都に生まれる。女子美術短期大学卒。主な訳書にウォー「失踪当時の服装は」「生まれながらの犠牲者」、ハワード「遭難信号」、スポッツウッド「幸運は死者に味方する」、ラーム「英国屋敷の二通の遺書」などがある。