ロザムンドノシノメイキュウ

ロザムンドの死の迷宮

アリアナ・フランクリン
吉澤康子


ロザムンドの死の迷宮

ジャンル
海外ミステリ > 歴史ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:542ページ
初版:2011年5月31日

ISBN:978-4-488-22205-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-20-3

写真:(C)Heritage Image/PPS
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

ケンブリッジを震撼させた連続殺人は過去のこと。わが子アリーや召使いのマンスールたちと平穏に暮らしていた女医アデリアは、アリーの父ロウリー司教に呼び出される。迷路に囲まれた塔の中で、国王ヘンリー二世の愛妾ロザムンドが毒を盛られたのだ。最大の容疑者である王妃エレアノールは雲隠れしており、このままでは国全体を巻きこむ戦乱が起きてしまう。アデリアはその検死の技と推理で真相をつかみ、戦を阻止できるのか。出色の中世歴史ミステリ第二弾。訳者あとがき=吉澤康子


吉澤康子

(ヨシザワヤスコ )

津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家。エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、ラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』など訳書多数。