パンプルムースシトホテルノヒミツ

パンプルムース氏とホテルの秘密

マイケル・ボンド
木村博江


パンプルムース氏とホテルの秘密

ジャンル
海外ミステリ > ユーモア・ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
パンプルムース氏シリーズ

判型:文庫判
ページ数:254ページ
初版:2007年5月31日

ISBN:978-4-488-21509-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-ホ-5-8

装画:上垣厚子


内容紹介

『ル・ギード』調査員志望のイギリス娘――これが、なんと編集長宅の元料理人・魅惑のエルシー(『パ氏の秘密任務』をお読みの方は魅惑の意味するところをご存じのはず!)――の研修を担当し、彼女を落第させるのが今回のパ氏の任務。彼女はなぜ、宿泊先に名もないホテルを選んだのか? オーナー・シェフは行方不明だし、彼女の振舞いもおかしい。おまけにポムフリットは怪しい拾い物をし、事態はとんでもない方向に。いったいホテルになにが……?  解説=貝谷郁子



マイケル・ボンド

イギリスの作家。1926年生。いまや児童文学の古典ともいうべき『くまのパディントン』の著者である。中学卒業後、法律事務所に勤務。その後、英国国営放送(BBC)の見習い技師を経て軍に入隊。雑誌に投稿を始め脚本にも手を染める。再びBBCに入社、カメラマンとなり、かたわら書いた『くまのパディントン』で作家となる。《パンプルムース氏シリーズ》は大人向けユーモア・ミステリ・シリーズである。2017年没。