セント・アガサガユレタヨル

セント・アガサが揺れた夜

ジル・ペイトン・ウォルシュ
猪俣美江子


セント・アガサが揺れた夜

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
初版:2026年1月23日

ISBN:978-4-488-20011-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ウ-26-4

装画:北住ユキ
装幀:内海由


内容紹介

ケンブリッジ大学セント・アガサ・カレッジで起きたフェローの墜落死は本当に事故なのか? 英国ミステリならではの楽しみに満ちた〈イモージェン・クワイ〉シリーズ最終巻。


ジル・ペイトン・ウォルシュ

1937年、ロンドンに生まれる。オックスフォード大学卒業。教員生活を経て『焼けあとの雑草』などの児童小説や、ブッカー賞の候補になったKnowledge of Angelsに代表される歴史小説を多数発表し、作家としての確固たる地位を築く。93年からは『ウィンダム図書館の奇妙な事件』にはじまる〈イモージェン・クワイ〉シリーズを4作発表。2作目の『ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎』でCWAゴールドダガー賞候補に。さらに98年にドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズの公式続編Thrones, Dominationsを刊行。以降シリーズを全4作発表し、好評を博した。2020年没。


猪俣美江子

(イノマタミエコ )

慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家。ウォルシュ『ウィンダム図書館の奇妙な事件』、アリンガム《キャンピオン氏の事件簿》、セイヤーズ『大忙しの蜜月旅行』、ピーターズ『雪と毒杯』、ブランド『薔薇の輪』など訳書多数。