バイシンインニシヲ

陪審員に死を

キャロル・オコンネル
務台夏子


陪審員に死を

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
キャシー・マロリー・シリーズ 7

判型:文庫判
ページ数:462ページ
初版:2014年2月21日

ISBN:978-4-488-19514-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-オ-4-10

写真:no tengo por el momento/Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

完璧な美貌をもつ天才的なハッカーにしてニューヨーク市警の刑事、キャシー・マロリー。彼女の相棒ライカーは、重傷を負った後遺症で現在傷病休暇中だ。弟の清掃会社を代わりに経営し、警察に復帰する気がないかのような彼の態度にマロリーの苛立ちが募る。そしてジョアンナ・アポロ。ライカーの会社で働くその女性にはFBI捜査官がつきまとい、彼女に嫌がらせをしていた浮浪者は殺された。ライカーが心を寄せる彼女は何者なのか。訳者あとがき=務台夏子



キャロル・オコンネル

アメリカの作家。1947年生。ミステリ史上もっともクールなヒロイン・マロリーを主役とした『氷の天使』でデビュー。このシリーズの『天使の帰郷』『魔術師の夜』のほかに、『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』などがある。


務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。