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判型:文庫判
ページ数:386ページ
初版:2024年12月20日
ISBN:978-4-488-15317-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-ロ-3-16
装画:朝倉めぐみ
装幀:岡本歌織(next door design)
チャイナタウンに多大な影響力を持つギャングのボスが病没する。彼は所有する古い建物を堅気の姪に遺していた。そこは再開発計画の中心地で、相続が関係者に波風を立てることは必至だ。私立探偵のリディアは相棒ビルと姪の護衛を務めることになるが、ボスの葬儀の翌日、ギャングの幹部が何者かに殺されてしまう!〈リディア&ビル〉シリーズ、シェイマス賞最優秀長編賞受賞作。解説=若林踏
S・J・ローザン
アメリカの作家。1950年生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている。
直良和美
(ナオラカズミ )東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、デ・ジョバンニ「集結」「誘拐」、フレムリン「泣き声は聞こえない」など。