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判型:文庫判
ページ数:572ページ
初版:2011年9月30日
ISBN:978-4-488-15311-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ロ-3-10
装画:朝倉めぐみ
装幀:矢島高光
私立探偵のリディアは、知り合いの同業者ピラースキーに頼まれ宝石捜しの案件を手伝うことになる。だが、調査を始めて間もなく、ピラースキーは何者かに殺されてしまう。消えた宝石と彼の死は、調査の過程で浮かび上がった伝説的なブローチ《シャンハイ・ムーン》の行方と関わりがあるのだろうか? そして、頼もしき相棒ビルはいつニューヨークへ帰ってくる? 私立探偵小説の新たなるスタンダード、シリーズ第九弾。解説=酒井貞道
S・J・ローザン
アメリカの作家。1950年生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている。
直良和美
(ナオラカズミ )東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、デ・ジョバンニ「集結」「誘拐」、フレムリン「泣き声は聞こえない」など。