スペイドトイウオトコ

スペイドという男

ダシール・ハメット
稲葉明雄


スペイドという男

ジャンル
海外ミステリ > ハードボイルド
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ハメット短編全集 2

判型:文庫判
ページ数:346ページ
初版:1976年7月16日

ISBN:978-4-488-13005-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ハ-1-7



内容紹介

しかし、ハメットこそは唯一無二の存在である。本全集は、名探偵コンティネンタル・オプやスペイドものを中心に、ハメットの神髄を精選して編集したアンソロジー。1には、フェアウェルの殺人、黒ずくめの女、うろつくシャム人、新任保安官、放火罪および……、夜の銃声、王様稼業――オプの地方での事件を扱ったものを中心にした七編。


ダシール・ハメット

アメリカの作家。1894年生、1961年歿。種々雑多な職業を転々とし、最後にアメリカ随一の民間探偵ピンカートン社の私立探偵となった。このときの体験をもとにしたのが処女長編『血の収穫』である。これによってハードボイルド文学を確立したハメットはコンティネンタル・オプやサム・スペイドなどの魅力的な人物を作り出した。『マルタの鷹』などの長編とともに、短編にも数多くの傑作を残している。