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定価:1,210円 (本体価格:1,100円)
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無人島で発見された奇怪な白骨と日記がささやかな楽園の終焉を物語る「豚の島の女王」、アンブローズ・ビアスの失踪という文学史上の謎に材を採ったアメリカ探偵作家クラブ賞短篇部門受賞の表題作――全篇に横溢する残酷とユーモア、奇想を奇想たらしめる語りの妙、そしてひねりの利いた結末が時に人間の愚かさや哀しさをも漂わせる、異色短篇作家ジェラルド・カーシュの傑作選。解説=穂村弘
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「豚の島の女王」
「黄金の河」
「ねじくれた骨」
「凍れる美女」
「骨のない人間」
「壜の中の手記」
「ブライトンの怪物」
「破滅の種子」
「壁のない部屋で」
「時計収集家の王」
「狂える花」
「死こそわが同志」
ジェラルド・カーシュ
イギリスの作家。1911年生まれ。用心棒、パン屋、レスラー、新聞記者など職を転々としながら文筆生活に入り、34年に長篇Jews Without Jehovahでデビュー。ミステリ、怪奇小説、SF、ファンタジイなど、幅広いジャンルにまたがって夥しい作品を発表、犯罪王カームジンの短篇シリーズも好評を博した。二度映画化されたノワール小説Night and the Cityなど20作の長篇がある。第二次大戦後にアメリカに移住。58年「壜の中の手記」でアメリカ探偵作家クラブ賞短篇部門を受賞。奔放な想像力と独創的なアイディア、特異なスタイルを具えたその短篇は熱烈なファンをもつ。68年没。
西崎憲
(ニシザキケン )1955年青森県生まれ。作曲家、翻訳家、作家、アンソロジスト。2002年に『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し作家デビュー。主な編訳書に『短篇小説日和 英国異色傑作選』『怪奇小説日和 黄金時代傑作選』、主な訳書としてチェスタトン『四人の申し分なき重罪人』、コッパード『郵便局と蛇』、バークリー『第二の銃声』、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』がある。著書に『世界の果ての庭』、歌集『ビットとデシベル』(フラワーしげる名義)など。15年には日本翻訳大賞を創設したほか、16年より文学ムック「たべるのがおそい」の編集長を務めるなど、多様な活動を展開している。







