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判型:文庫判
ページ数:256ページ
初版:1974年1月11日
ISBN:978-4-488-10714-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-1-14
装画:山野辺進
パリ近郊の城館で開かれた野遊会の日、突然発生した殺人事件と盗難事件。乗り出したのは、リュパンのよき理解者であるルースランの予審判事。彼は安楽椅子に腰をかけたままご馳走をたらふく詰めこみ、微笑しながら、みごとに難事件を解決する。著者最晩年の作だが、70歳という年齢を思わせぬみずみずしさを湛えたミステリ。
モーリス・ルブラン
フランスの作家。1864年生、1941年歿。新聞に中編小説を発表していたが、編集者の要請で神出鬼没の怪盗アルセーヌ・リュパンを登場させたところ、大喝采をもって迎えられた。爾来、『奇巌城』等50余の冒険を書きつづけたフランス・ミステリ草創期の巨匠であり、怪盗紳士リュパンは名探偵シャーロック・ホームズと人気を二分する、ミステリ史上の代表的なキャラクターである。
井上勇
(イノウエイサム )1901年広島県生まれ。1923年、東京外国語学校(東京外国語大学)卒業。翻訳家。1985年歿。