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欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して5巻に収録し、併せて19世紀半ばから第二次大戦後の1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供した。本書では、5巻に漏れた名作を拾遺し、名アンソロジーの補完を試みた。解説=「短編推理小説の流れ6」(戸川安宣)
「バティニョールの老人」エミール・ガボリオ 太田浩一訳
「ディキンスン夫人の謎」ニコラス・カーター 宮脇孝雄訳
「エドマンズベリー僧院の宝石」M・P・シール 中村能三訳
「仮装芝居」E・W・ホーナング 浅倉久志訳
「ジョコンダの微笑」オルダス・ハックスリー 宇野利泰訳
「雨の殺人者」レイモンド・チャンドラー 稲葉明雄訳
「身代金」パール・S・バック 柳沢伸洋訳
「メグレのパイプ」ジョルジュ・シムノン 平岡敦訳
「戦術の演習」イーヴリン・ウォー 大庭忠男訳
「九マイルは遠すぎる」ハリイ・ケメルマン 永井淳訳
「緋の接吻(せっぷん)」E・S・ガードナー 池央耿訳
「五十一番目の密室またはMWAの殺人」ロバート・アーサー 深町眞理子訳
「死者の靴」マイケル・イネス 大久保康雄訳
戸川安宣
(トガワヤスノブ )1947年長野県生まれ。立教大学卒。元・東京創元社社長。編集者としてミステリ作家を多数育成する傍ら、文庫解説等の執筆を行う。著書に『ぼくのミステリ・クロニクル』がある。江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』1‐5巻のリニューアルを担当した。