【ニューベリー賞受賞作】
大都会シカゴから田舎の祖母の家へ。15歳になったメアリ・アリスと、相も変わらず銃をぶっぱなす豪胆なおばあちゃん、女同士の生活はいかに。転校生との恋の行方は? 『シカゴよりこわい町』の続編。解説=落合恵子
リチャード・ペック
1934年、イリノイ州中部のディケーターで生まれ育つ。中学校教師を経て筆をとり、これまで30冊以上もの作品を執筆。2001年には児童文学作家初となる〈米国人文科学勲章〉を授与された。『シカゴよりこわい町』(第49回産経児童出版文化賞〈賞〉受賞)でニューベリー賞オナーに選ばれ、『シカゴより好きな町』で2001年のニューべリー賞、『ミシシッピがくれたもの』でもスコット・オデール賞など、数々の児童文学賞を受賞している。