カトリーヌ・アルレー
フランスの作家。1924年生。経歴については詳らかでないが、1956年に発表した第2作『わらの女』によって一躍国際的な女流サスペンス作家としての地位を確立した。サディスティックな悪女ものを本領とし、完全犯罪をテーマにしている。フランス・ミステリ界に一時代を画した女王である。
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「当方、莫大な資産あり、良縁を求む。ハンブルク出身の未婚の方。家族係累なく……」という新聞の求縁広告がすべての始まりだった。知性と打算の生んだ見事な手紙が功を奏し、カンヌに呼び寄せられたヒルデガルトの運命は?
口論の果てに車から妻を降ろし、置き去りにした翌朝、顔の判別もできない女性の変死体が発見された。理想的な容疑者になった夫のたどった道は? 仏冒険小説大賞受賞の傑作。
満ち足りた生活に飽きたらず、資産家が計画したロンドン警視庁への挑戦! すべては抜かりなく実行されたはずだったが。犯罪の愉楽が資産家夫妻にもたらしたものとは?
事故で死んだ夫、未亡人は義理の息子に有利に条件づけられている遺産相続に不満だった。足の骨折で動きのとれない息子、彼を墓場に送り込めば……。
父の難病を治療した青年医師と結婚した富豪の娘。名作『わらの女』の作者が、虚飾に満ちた夫婦生活と戦慄すべき境遇におちいった悪女を、得意の筆致で描くサスペンス!
破産寸前の夫、その若く美しい妻、彼女に恋する中年の資産家とオールドミスの姉、この四人の男女の頭の中には、それぞれ思惑がひそみ、それが運命の糸のようにからみあって……
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