夏来健次
(ナツキケンジ )1954年新潟県生まれ。主な訳書にスティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』、ホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』、レノルズ『人狼ヴァグナー』、編書に『英国クリスマス幽霊譚傑作集』、共編書に『吸血鬼ラスヴァン』などがある。
猟奇連続殺人の顛末を少年の視点から郷愁とともに語るランズデールの表題作、『エクソシスト』のブラッティがユーモアと意外性をこめて幽霊屋敷の怪事件を……
シャワーカーテンの隙間からのぞく仮面のような顔。悲鳴をあげるメアリ。が、その声は切り裂かれる……肉切り包丁の一閃で! 雨の夜、片田舎のさびれた……
あのコナンの生みの親としてあまりに名高い著者ハワードが、畏友H・P・ラヴクラフトに触発されてものした〈クトゥルー神話〉譚の数々。名作「黒の碑」「妖蛆の谷」「大地の妖蛆」……