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サンニンメノユウレイ 三人目の幽霊

三人目の幽霊

在庫なし

定価
836円(本体価格:760円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
  1. 国内ミステリ > ミステリーズ!新人賞
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 落語シリーズ
判型
文庫判
ページ数
344ページ
初版
2007年6月15日
ISBN
978-4-488-47001-2
Cコード
C0193
文庫コード
M-お-4-1
装画
こころ美保子
装幀
柳川貴代+Fragment

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内容紹介

衝撃の辞令を受けて泣く泣く「季刊落語」編集部の一員となった間宮緑は、牧編集長の洞察力に感嘆しきり。風采は上がらず食べ物に執着しない牧だが、長年の経験で培った観察眼に物を言わせ、しばしば名探偵の横顔を見せるのだ。寄席の騒動や緑の友人が発したSOS、山荘の奇天烈も劇的な幕切れはご覧の通り。第4回創元推理短編賞佳作の表題作など5編を収める。意表を衝く展開を経て鮮やかに収斂する、妙趣あふれるデビュー連作集。解説=佳多山大地

目次

「三人目の幽霊」
「不機嫌なソムリエ」
「三鶯荘奇談」
「崩壊する喫茶店」
「患う時計」

著者紹介

大倉崇裕 (オオクラタカヒロ)

1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作に入選、翌年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。2001年に最初の著書となる『三人目の幽霊』を刊行する。他の著書に『七度狐』『やさしい死神』『聖域』『白戸修の事件簿』『オチケン!』『小鳥を愛した容疑者』『夏雷』『スーツアクター探偵の事件簿』『樹海警察』『琴乃木山荘の不思議事件簿』『死神刑事』『一日署長』などがある。

著訳者の既刊本

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