ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ヤサシイシニガミ やさしい死神

やさしい死神

在庫なし

定価
902円(本体価格:820円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 落語シリーズ
判型
文庫判
ページ数
348ページ
初版
2011年3月18日
ISBN
978-4-488-47004-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-お-4-4
装画
ヤマモトマサアキ
装幀
柳川貴代+Fragment

オンライン書店で購入

内容紹介

「季刊落語」編集部に配属された当初は大いに困惑した間宮緑だったが、徐々に馴染み、牧大路編集長との掛け合いも板についてきた。“死神にやられた”との言葉に首をひねる表題作を皮切りに、先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、前編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、牧&緑コンビ定番の張りこみで決する「へそを曲げた噺家」、『幻の女』ばりに翻弄される「紙切り騒動」の五編を収める。編集長に頼ってばかりはいられない、間宮探偵孤軍奮闘の巻も微笑ましい、好評シリーズ第三弾。解説=村上貴史

目次

「やさしい死神」
「無口な噺家」
「幻の婚礼」
「へそを曲げた噺家」
「紙切り騒動」

著者紹介

大倉崇裕 (オオクラタカヒロ)

1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作に入選、翌年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。2001年に最初の著書となる『三人目の幽霊』を刊行する。他の著書に『七度狐』『やさしい死神』『聖域』『白戸修の事件簿』『オチケン!』『小鳥を愛した容疑者』『夏雷』『スーツアクター探偵の事件簿』『樹海警察』『琴乃木山荘の不思議事件簿』『死神刑事』『一日署長』などがある。

著訳者の既刊本

この本もおすすめ