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フクイエケイブホノツイキュウ 福家警部補の追及

福家警部補の追及

在庫あり

定価
902円(本体価格:820円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 福家警部補シリーズ 4
判型
文庫判
ページ数
344ページ
初版
2020年5月22日
ISBN
978-4-488-47008-1
Cコード
C0193
文庫コード
M-お-4-8
装画
くまおり純
装幀
柳川貴代+Fragment

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内容紹介

“善良な”犯人たちの完全犯罪に隠された綻びを、福家警部補はひとり具に拾いあげながら真相を手繰り寄せていく――。未踏峰への夢を息子に託す初老の登山家・狩義之は、後援の中止を提言してきた不動産会社の相談役を撲殺、登り慣れた山で偽装工作を図る(「未完の頂上」)。動物をこよなく愛するペットショップ経営者・佐々千尋は、悪徳ブリーダーとして名を馳せる血の繋がらない弟が許せず、遂には殺害を決意する(「幸福の代償」)。――ふたりの犯人を追い詰める、福家警部補の決めの一手は。「刑事コロンボ」の系譜に連なる倒叙形式の本格ミステリ、シリーズ初の中編二編からなる第四集。

著者紹介

大倉崇裕 (オオクラタカヒロ)

1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作に入選、翌年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。2001年に最初の著書となる『三人目の幽霊』を刊行する。他の著書に『七度狐』『やさしい死神』『聖域』『白戸修の事件簿』『オチケン!』『小鳥を愛した容疑者』『夏雷』『スーツアクター探偵の事件簿』『樹海警察』『琴乃木山荘の不思議事件簿』『死神刑事』『一日署長』などがある。

著訳者の既刊本

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