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ニホンタンテイショウセツゼンシュウ メイサクシュウ1 日本探偵小説全集〈11〉名作集1

日本探偵小説全集〈11〉名作集1

在庫あり

定価
1,320円(本体価格:1,200円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
シリーズ
  1. 日本探偵小説全集 11
判型
文庫判
ページ数
796ページ
初版
1996年6月21日
ISBN
978-4-488-40011-8
Cコード
C0193
文庫コード
M-ん-1-11

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内容紹介

女性ばかり4人の死体が京都市内の長屋で発見され、捜査の結果、女主人とその娘、それにかつての下宿人との三角関係が明らかになる。殺人か、子供を道連れにした心中か。実在の事件を綿密な取材をもとに再構成した山本禾太郎の傑作長編『小笛事件』ほか、岡本綺堂、谷崎潤一郎、海野十三、水谷準、城昌幸等の秀作を集めた。解説=北村薫

目次

岡本綺堂「お文の魂」
岡本綺堂「かむろ蛇」
羽志主水「監獄部屋」
谷崎潤一郎「途上」
谷崎潤一郎「私」
菊池寛「ある抗議書」
山本禾太郎「小笛事件」
芥川龍之介「藪の中」
佐藤春夫「『オカアサン』」
海野十三「振動魔」
海野十三「俘囚」
海野十三「人間灰」
牧逸馬「上海された男」
牧逸馬「舞馬」
渡辺啓助「偽眼のマドンナ」
渡辺啓助「決闘記」
渡辺温「父を失う話」
渡辺温「可哀相な姉」
渡辺温「兵隊の死」
水谷準「空で唄う男の話」
水谷準「お・それ・みお」
水谷準「胡桃園の青白き番人」
城昌幸「憂愁の人」
城昌幸「スタイリスト」
城昌幸「ママゴト」
地味井平造「魔」

著者紹介

海野十三 (ウンノジュウザ)

1897年徳島県生まれ。早稲田大学卒。逓信省電気試験所で技師として働くかたわら執筆活動を開始。1928年『新青年』に「電気風呂の怪死事件」を発表し、探偵小説家としてデビューを飾る。以降、科学トリックを用いた作品を発表。日本SFの先駆者と呼ばれる。代表作は「蠅男」「火星兵団」「地球盗難」「十八時の音楽浴」など多数。1949年没。

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