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アケチキョウシタイケンブン 明智卿死体検分

明智卿死体検分

在庫僅少

定価
858円(本体価格:780円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
238ページ
初版
2025年2月28日
ISBN
978-4-488-48522-1
Cコード
C0193
文庫コード
M-こ-9-2
装画
鈴木康士
装幀
岩郷重力+R.F

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内容紹介

被害者は、四阿(あずまや)に充満する雪に埋もれて凍死していた。この異常な状況は、間違いなく魔術によるものだ。魔術を行使して人を殺めるとその証(あかし)が術者の相貌に顕われるが、事件関係者にその気配はない。ではこの殺人は誰がなぜ、どうやって為し遂げたのか?――謎に挑むのは権刑部卿・明智小壱郎光秀と陰陽師・安倍天晴。魔術が発達した世界で起きる不可能犯罪を描くシリーズ第一弾。 著者あとがき=小森収/解説=大森望

著者紹介

小森収 (コモリオサム)

1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。主な著書・編書に『はじめて話すけど……』『小劇場が燃えていた』『都筑道夫ポケミス全解説』『本の窓から』『死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選』『ミステリ=22』、小説の著作に『終の棲家は海に臨んで』『土曜日の子ども』などがある。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書〈短編ミステリの二百年〉(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞。

著訳者の既刊本

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