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アケチキョウシニンヲオコス 明智卿死人を起す

明智卿死人を起す

在庫僅少

定価
1,012円(本体価格:920円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
270ページ
初版
2025年4月30日
ISBN
978-4-488-48523-8
Cコード
C0193
文庫コード
M-こ-9-3
装画
鈴木康士
装幀
岩郷重力+R.F

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内容紹介

帝の新たな命により、堺を訪れた明智卿と安倍天晴。堺には商人組合の納屋衆(なやしゆう)があり、大店では上級陰陽師を抱えているが、そのひとりで熟練の陰陽師・土御門が行方不明となったのだ。かたや京では、若い娘と老人の骸が相次いで盗まれていた。堺と京の奇怪な事件は、やがて思わぬ場所で交錯する。魔術の発達した世界での不可能犯罪に、名探偵と陰陽師が挑む本格ミステリシリーズ! 著者あとがき=小森収/解説=松浦正人

著者紹介

小森収 (コモリオサム)

1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。主な著書・編書に『はじめて話すけど……』『小劇場が燃えていた』『都筑道夫ポケミス全解説』『本の窓から』『死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選』『ミステリ=22』、小説の著作に『終の棲家は海に臨んで』『土曜日の子ども』『明智卿死体検分』などがある。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書〈短編ミステリの二百年〉(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞。

著訳者の既刊本

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