ゲンジクヨウ 源氏供養 草子地宇治十帖
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内容紹介
西国でのちに「刀伊の入寇」と呼ばれる騒乱が起こり、それを発端としたはやり病の広がりが都でも噂された寛仁三年。紫式部(香子)は出家し、宇治の庵で一人で暮らしている。小一条院妃延子より『源氏物語』の続きを促す便りをもらうも、手指の痛みで筆をとることができずにいた。そんなある日、庵のそばで毒を盛られたとみられる猫の死体が見つかり……。王朝推理絵巻、完結篇。著者あとがき=森谷明子
目次
序章
第一章 『その頃』
第二章 刀伊の夏
第三章 『その頃、藤壺と聞こゆるは』
第四章 『その頃、横川に』
第五章 『とぞ本にはべめる』
第六章 『その頃、按察使(あぜち)大納言と聞こゆるは』
終章
第一章 『その頃』
第二章 刀伊の夏
第三章 『その頃、藤壺と聞こゆるは』
第四章 『その頃、横川に』
第五章 『とぞ本にはべめる』
第六章 『その頃、按察使(あぜち)大納言と聞こゆるは』
終章