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モチヅキノアト 望月のあと 覚書源氏物語『若菜』

望月のあと

在庫あり

定価
1,100円(本体価格:1,000円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > 時代本格
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
440ページ
初版
2018年6月15日
ISBN
978-4-488-48205-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-も-1-5
装画
小倉マユコ
装幀
大野リサ

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内容紹介

平安の都は盗賊や付け火が横行し、乱れはじめていた。紫式部は『源氏物語』の人気に困惑気味の日々。そんななか訪れたお屋敷で、栄華を極める藤原道長が、瑠璃という姫をひそかに住まわせているのを知る。式部はこの瑠璃姫と道長になぞらえて物語を書きはじめるが……。瑠璃姫は何者なのか? 式部が道長に仕掛けた雅な意趣返しとは? 平安王朝推理絵巻その三。著者あとがき=森谷明子/解説=荻原規子

著者紹介

森谷明子 (モリヤアキコ)

神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙(しじま) 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。卓越した人物描写とストーリーテリングで高い評価を受ける。著書に、図書館司書の経験を活かした、秋葉図書館の四季シリーズ『れんげ野原のまんなかで』『花野に眠る』の他、『春や春』『七姫幻想』『深山に棲む声』『涼子点景1964』『葛野(かどの)盛衰記』『FOR RENT 空室あり』『晴明変生』など。

著訳者の既刊本

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