リンゴノキノミチ 林檎の木の道
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内容紹介
暑く気だるい高2の夏休み。池掘りをして退屈をまぎらわせていたぼくのもとに、元恋人の死が告げられる。気まぐれで面倒なやつだったけど、自殺するような子でもなかったはず。あの日ぼくは、渋谷から彼女の電話を受け、その呼び出しを断っていた。渋谷にいた彼女が、御宿に向かったのはなぜか? 深まる謎と、次第に明らかになる自分の知らない彼女の姿。悲しくも、爽やかな夏と青春の姿を描いた、著者の代表作。著者あとがき=樋口有介/解説=関口尚