●有栖川有栖氏——「誰かに「何か面白い本はない?」と尋ねられた場合、「これを」と推薦できる一冊だろう。もちろん、相手がミステリファンならば、「きっと楽しめるよ」と自信をもって薦めることができる。」(解説より)
東京都第七特別区、通称バルーン・タウン。人工子宮が一般化した世界の中で、それでも敢えて母体での出産を望む女性たちが暮らす、あらゆる犯罪とは無縁の長閑な別天地――の筈なのに、なぜか事件は次々と起きる。前代未聞の密室トリックや暗号〈踊る妊婦人形〉など、奇妙な謎に挑む妊婦探偵・暮林美央の活躍を描いて賞賛を受けた連作集。シリーズ第1弾。オリジナル版(ハヤカワ文庫JA版)未収録短編「バルーン・タウンの裏窓」を併録。解説=有栖川有栖
バルーン・タウンノサツジン バルーン・タウンの殺人
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内容紹介
目次
「バルーン・タウンの殺人」(第17回ハヤカワ・SFコンテスト入選作)
「バルーン・タウンの密室」
「亀腹同盟」
「なぜ、助産婦に頼まなかったのか?」
「バルーン・タウンの裏窓」
「バルーン・タウンの密室」
「亀腹同盟」
「なぜ、助産婦に頼まなかったのか?」
「バルーン・タウンの裏窓」