著者:笠井潔
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オイディプス症候群
- 定価
- 1,870円(本体価格:1,700円)
- ISBN
- 978-4-488-41511-2
- 在庫
- 在庫あり
- 初版
- 2022年11月30日
エーゲ海のミノタウロス島にある館に集まった矢吹駆とナディア・モガールたち十人。嵐で孤立した島で、謎の装飾を施された客達の死体が次々に発見される。シリーズ中の白眉。
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黄昏の館
- 定価
- 1,430円(本体価格:1,300円)
- ISBN
- 978-4-488-41510-5
- 在庫
- 在庫あり
- 初版
- 2020年3月19日
フランス滞在中に精神を病んだ若き作家。彼の記憶に残る、幼い日に母と一夏を過ごした森の奥の石造りの豪壮な西洋館は実在するのか? 知性派・笠井潔の描く幻想洋館綺譚。
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人間の消失・小説の変貌 【POD版】
- 定価
- 3,240円(本体価格:3,000円)
- ISBN
- 978-4-488-06004-6
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2017年9月1日
『容疑者Xの献身』『さよなら妖精』をはじめとしたミステリ。『1Q84』などの文芸作品から『冬のソナタ』まで。小説に限らずドラマや漫画などの話題作も幅広く扱った、力作時評集。
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探偵小説論〈III〉 【POD版】
- 定価
- 4,320円(本体価格:4,000円)
- ISBN
- 978-4-488-06003-9
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2017年9月1日
大岡昇平、坂口安吾、三島由紀夫……。戦争論的な観点から昭和文学を読み解き、世界戦争と探偵小説形式を重ねていく。昭和の文人を切り口に論じる『探偵小説論』 補完的作品。
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探偵小説論〈II〉 【POD版】
- 定価
- 3,780円(本体価格:3,500円)
- ISBN
- 978-4-488-06002-2
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2017年9月1日
探偵小説第二の波が大量死の現実により喚起されたとすれば、綾辻行人を嚆矢とする第三の波は何により呼び起こされたのか? 綾辻行人、法月綸太郎……
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探偵小説論〈I〉 【POD版】
- 定価
- 3,780円(本体価格:3,500円)
- ISBN
- 978-4-488-06001-5
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2017年9月1日
探偵小説は第一次大戦という人類史上初の大量殺戮戦争に直面した後、開花した――とする持論を克明に跡付け、横溝正史から松本清張、中井英夫に至る……
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リレーミステリ 吹雪の山荘
- 定価
- 1,100円(本体価格:1,000円)
- ISBN
- 978-4-488-40056-9
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2014年11月28日
雪の舞う大晦日、山荘村で起こる殺人事件。人気シリーズの名探偵&ワトソン役6人は、無事に事件を解決できるのか?豪華キャラクターの競演で贈る、本格リレー・ミステリ!
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探偵小説と叙述トリック
- 定価
- 3,300円(本体価格:3,000円)
- ISBN
- 978-4-488-01531-2
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2011年4月28日
ポオ以降、第三の波までの探偵小説運動の本質を、叙述トリックに焦点をあて描き出した、ミステリ読者必読の一冊。巽昌章、法月綸太郎との鼎談「探偵小説批評の10年」を併録。
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群衆の悪魔〈下〉
- 定価
- 924円(本体価格:840円)
- ISBN
- 978-4-488-41509-9
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2010年8月31日
革命前夜のパリで起こった新聞記者の射殺事件の調査過程で、次々と人が殺される。誰が、一体何の目的で――? 爛熟の都に蠢く群像を壮大に描く巨匠ポオへの熱いオマージュ!
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群衆の悪魔〈上〉
- 定価
- 924円(本体価格:840円)
- ISBN
- 978-4-488-41508-2
- 在庫
- 在庫なし
- 初版
- 2010年8月31日
群衆に紛れた狙撃犯の正体の解明を依頼された名探偵デュパンだが、様々な人物の思惑と共に事件は肥大していく。革命前後のパリに蠢く群像を描く、ポオへの熱いオマージュ!