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グンシュウノアクマ 群衆の悪魔〈下〉 デュパン第四の事件

群衆の悪魔〈下〉

在庫なし

定価
924円(本体価格:840円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > 本格ミステリ
  1. 国内ミステリ > パスティーシュ
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
334ページ
初版
2010年8月31日
ISBN
978-4-488-41509-9
Cコード
C0193
文庫コード
M-か-2-9
写真
(C)Hulton-Deutsch Collection/CORBIS/amanaimages
装幀
東京創元社装幀室

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内容紹介

革命前夜のパリで起こった、ある新聞記者の射殺事件。現場を目撃したシャルルは、犯人の正体の解明を名探偵デュパンに依頼した。だが手がかりを持つ人物が次々と殺され、様々な人物の思惑と共に事件は肥大していく。翻弄されるシャルルは、自分も事件に呑まれて殺人を犯してしまったのではないかと疑いだした――。二月革命前後、爛熟の都に蠢く群像を壮大に描く巨匠ポオへの熱いオマージュ! 解説=巽孝之

著者紹介

笠井潔 (カサイキヨシ)

1948年東京生まれ。74年渡仏し76年帰国。79年デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞を受賞。98年『本格ミステリの現在』編纂で日本推理作家協会賞受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で本格ミステリ大賞二部門(小説、評論・研究)同時受賞。著書に『哲学者の密室』『テロルの現象学』他多数。

著訳者の既刊本

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