2018年ヒューゴー賞シリーズ部門受賞

マジュツシペンリックノカメンサイ

魔術師ペンリックの仮面祭

ロイス・マクマスター・ビジョルド
鍛治靖子


魔術師ペンリックの仮面祭

ジャンル
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
五神教シリーズ

判型:文庫判
ページ数:600ページ
初版:2023年5月31日

ISBN:978-4-488-58716-1
Cコード:C0197
文庫コード:F-ヒ-5-16

装画:アリストレーター
装幀:大野リサ


内容紹介

運河の町ロディ。大神官庁での仕事にいそしんでいたペンリックは、診療所から患者を診てほしいとの依頼を受ける。海から救出されたその若者は、魔に憑かれて錯乱していた。ペンリックは魔を引き剥がすことができる聖者とともに、庶子神祭を目前にした町に逃げだした若者を追うが……。「ロディの仮面祭」など中編3作を収録。ヒューゴー賞シリーズ部門受賞の大人気シリーズ第三弾。訳者あとがき=鍛治靖子


目次

「ロディの仮面祭」
「ラスペイの姉妹」
「ヴィルノックの医師」


ロイス・マクマスター・ビジョルド

1949年、アメリカ生まれ。86年に『名誉のかけら』でデビューしたのち、 わずか数年でヒューゴー賞、 ネビュラ賞を次々と受賞、 一躍その地位を確固たるものにした。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペース・オペラ・シリーズのほか、〈五神教シリーズ〉〈死者の短剣〉四部作などファンタジーの著作も多い。


鍛治靖子

(カジヤスコ )

東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家。主な訳書に、ホブ「騎士の息子」「帝王の陰謀」「真実の帰還」、ウィルソン「無限の書」、ビジョルド「魔術師ペンリック」「スピリット・リング」「チャリオンの影」「影の棲む城」他。