バビロンマデハナンマイル

バビロンまでは何マイル〈上〉

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
原島文世


バビロンまでは何マイル〈上〉

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:302ページ
初版:2011年4月22日

ISBN:978-4-488-57212-9
Cコード:C0197
文庫コード:F-シ-4-12

装画:佐竹美保
装幀:大野リサ


内容紹介

あんまりだ、旧ユーゴと北アイルランドの平和に奔走して帰ったばかりだというのに、今度は担当世界のひとつコリフォニック帝国の、非公開法廷の立ち会いとは。いやなことは重なるもので、マジドの師であるスタンが死にかけているという知らせがはいる。皇帝暗殺で大騒ぎのコリフォニック帝国と新人のマジド選び。ふたつの難題を抱えた地球の魔法管理官ルパートの運命は? 英国ファンタジーの女王が贈る、とびきりのファンタジー。


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズ、スタジオジブリで映画化された『ハウルの動く城』の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』、『九年目の魔法』、『わたしが幽霊だった時』、『ダークホルムの闇の君』、『グリフィンの年』などがある。2011年没。


原島文世

(ハラシマフミヨ )

群馬県生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にクラーク「ピラネージ」、マグワイア「不思議の国の少女たち」、キングフィッシャー「パン焼き魔法のモーナ、街を救う」、リード「ザ・ブラック・キッズ」、ヤロス「フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫」などがある。