すると、もうひとつの世界でもうひとつの物語が始まった――ペンダーのやもめ女は魔女だって、みんな言ってる。妖精郷の小人をつかまえてるって。好奇心に負けたジョディは留守を狙って女の家に忍びこんだ。水槽のなかに小人はほんとにいた。振り向くとやもめ女が化け物と……。現代ファンタジイを代表する著者畢生の大作!
森下弓子
(モリシタユミコ )主訳書、タニス・リー「冬物語」「死霊の都」、メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」、T・H・ホワイト「永遠の王」、デ・リント「リトル・カントリー」、ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」「宇宙の呼び声」「ダブル・スター」。