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●秋田禎信氏推薦――「冷たく突き放すようで激しく追い求めてくる、そうした運命なるものを、この物語は思わせてくれる。」
古の神の眷属である神王一族が治めるシオン神王国。極北での任務から帰還した青年剣士ソローは、彼の指導者である大司教より、ある密命を与えられる。主都ラダッカに蔓延する死病と猛吹雪の原因を探るべく、神王家より遣わされた地形官の監視である。だが、地形官の真の思惑は、さらなる混乱を神王国にもたらすものだった。圧倒的筆力が描き出すヒロイック・ファンタジーの傑作。解説=三村美衣
岡田剛
(オカダタケシ )1979年石川県生まれ。2004年、『ゴスペラー』でデビュー。濃密な文章と圧倒的な描写力が高く評価される。他の作品に、荒廃した世界を旅して「記憶」を回収する女性を主人公としたハードボイルドSF『準回収士ルシア』、近未来の中国・台湾間に造られた人工島を中心に展開する伝奇SF『ヴコドラク』がある。