キルトハタノシイ

キルトは楽しい

アリサ・クレイグ
森下弓子


キルトは楽しい

ジャンル
海外ミステリ > ユーモア・ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ディタニー・ヘンビット・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:340ページ
初版:1995年1月27日

ISBN:978-4-488-24619-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-4-19



内容紹介

開館間近の博物館で、任命されたばかりの館長が墜死を遂げるという椿事が発生した。屋根裏部屋から過って落ちたのかと思いきや、窓が小さくてそれは無理。ならば屋根に登って飛び降り自殺を決行したのか? ところが故人は高所恐怖症だったと判明し……。摩訶不思議な事件をむこうにまわしてディタニーが大活躍。好評第二弾!


アリサ・クレイグ/シャーロット・マクラウド

カナダ生まれ、アメリカ育ちの作家。1922年生、2005年歿。広告代理店に勤める傍ら、1964年から小説を書きだしたマクラウドは、シャンディものの第一作『にぎやかな眠り』で人気を獲得。以後その奔放な感覚を生かして次々に作品を発表し、ユーモア・ミステリの女王と呼ばれるに至った。『納骨堂の奥に』に始まるセーラものの他、アリサ・クレイグ名義でも執筆、そのにぎやかかつ優しい筆致で多くの読者を楽しませた。


森下弓子

(モリシタユミコ )

主訳書、タニス・リー「冬物語」「死霊の都」、メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」、T・H・ホワイト「永遠の王」、デ・リント「リトル・カントリー」、ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」「宇宙の呼び声」「ダブル・スター」。