ものまね師事件が解決して二カ月、ジャズのもとをニューヨーク市警の刑事が訪れた。21世紀最悪の連続殺人犯である父ビリーに施された殺人者としての英才教育を生かして、ニューヨークで起きている連続殺人の捜査を手伝って欲しいというのだ。渋々同行するジャズ。だが事件を調べるうちに、ものまね師事件との繋がりに気づく。そして被害者の遺体に書かれた〈ゲームへようこそ、ジャズパー〉のメッセージ。大好評のシリーズ第二弾! 解説=穂井田直美
バリー・ライガ
1971年アメリカ生まれ。イェール大学卒業後、漫画業界で働く。2006年にThe Astonishing Adventures of Fanboy and Goth Girlでデビュー。以来YA小説を中心に作品を発表。
満園真木
(ミツゾノマキ )東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。翻訳家。主な訳書にヴィンセント・ディ・マイオとロン・フランセルの共著『死体は嘘をつかない』、バリー・ライガ『さよなら、シリアルキラー』、イライザ・クラーク『ブレグジットの日に少女は死んだ』などがある。