シュウチャクテン

終着点

エヴァ・ドーラン
玉木亨


在庫あり

定価:1,540円 (本体価格:1,400円)

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終着点

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:540ページ
初版:2024年8月23日

ISBN:978-4-488-19009-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-ト-11-1

写真:Glowimages/Getty Images
装幀:岡本洋平(岡本デザイン室)


内容紹介

ここはロンドンの集合住宅の一室。女性がひとり。死体がひとつ。見知らぬ男に襲われ、身を守ろうとして殺してしまったと女性は語る。死体は名も明かされぬまま、古びたエレベーターシャフトに隠された……謎に満ちた事件が冒頭で描かれたのち、過去へ遡(さかのぼ)る章と未来へ進む章が交互し、物語はその「始まり」と「終わり」に向けて疾走する! 英国ミステリ界の俊英が放つ衝撃的傑作。解説=三橋暁


エヴァ・ドーラン

イギリスの作家。エセックス州に生まれ、コピーライターやポーカーのプレイヤーとしても活躍する。十代の頃、未発表作を対象としたCWA(英国推理作家協会)賞デビュー・ダガーの最終候補になる。その後、警察小説Long Way Home(2014)でデビュー。同書はシリーズ化されて好評を博し、シリーズ5作目BetweenTwo Evils(2020)がCWA賞イアン・フレミング・スチール・ダガーの最終候補に選出された。


玉木亨

(タマキトオル )

1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書にクリーヴス『大鴉の啼く冬』『白夜に惑う夏』、ケリー『水時計』、サンソム『蔵書まるごと消失事件』、マン『フランクを始末するには』などがある。