*第4位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!2023年版 海外篇
*第8位『このミステリーがすごい! 2023年版』海外編
アダムとアメリアの夫婦はずっとうまくいっていなかった。そんなふたりは、カウンセラーの助言を受け、旅行へと出かける。夫婦だけで滞在することになったのは、泊まれるように改装された山奥の古いチャペル。不審な出来事が続発するなか、ふたりは大雪で身動きがとれなくなり──。だれが何を狙っているのか? 『彼と彼女の衝撃の瞬間』の著者が贈る、驚愕の傑作サスペンス! 解説=村上貴史
アリス・フィーニー
BBCで15年間、記者やプロデューサーとして勤務したのち、2017年に『ときどき私は嘘をつく』でデビュー。同書は20以上の言語に翻訳され、ベストセラーとなった。その他の著作に『彼と彼女の衝撃の瞬間』『彼は彼女の顔が見えない』などがある。現在はデヴォン州で家族と暮らす。
越智睦
(オチムツミ )東京外国語大学卒。英米文学翻訳家。訳書にフィーニー『彼と彼女の衝撃の瞬間』『彼は彼女の顔が見えない』、ブランドン『書店猫ハムレットの跳躍』、アレグザンダー『ビール職人の醸造(じょうぞう)と推理』などがある。