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語り手のサールズは、友人が館長を務める博物館で起こった怪事件の際、モリス・クロウと知り合った。骨董商のクロウは、現場で眠れば犯罪の決定的な場面を脳内に再現できると述べ、犯罪は周期的に起こるとの持論を展開する。事件はその持論をなぞるように起こり、クロウは捜査官の手に余る難件をたちどころに解決してのける。サールズは彼の言動に魅せられ、父クロウを信奉する絶世の美女イシスと共に調査に同行しては、クロウが携わった事件の詳細を書き留めるようになった──。〈クイーンの定員〉に選ばれた十編収録の連作集。初の完訳。解説=横井司
「ギリシャの間の悲劇」
「アヌビスの陶片」
「十字軍の斧」
「象牙の彫像」
「ブルー・ラージャ」
「囁くポプラ」
「ト短調の和音」
「頭のないミイラ」
「グレンジ館の呪い」
「イシスのヴェール」
近藤麻里子
(コンドウマリコ )1961年宮城県生まれ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ストラウブ『ミスターX』『ヘルファイア・クラブ』、アームストロング『風船を売る男』などがある。