- ミステリ
- 本格ミステリ
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- 倒叙推理
- 青春ミステリ
- コージー
- 犯罪小説
- ロマンティック・ミステリ
- ユーモア・ミステリ
- パスティーシュ
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 評論・研究
- 少年・少女探偵
- スパイ小説
- エスピオナージュ
- 冒険小説
- 冒険
- 時代冒険
- バラエティ
- ユーモア
- 法廷もの
- スリラー
- 怪奇スリラー
- 海洋冒険
- 評伝
事故で眼球を失った大作家ポールは、世間と隔絶した生活を送っていた。ある日彼は自伝執筆のため、口述筆記の助手として青年ジョンを雇い入れる。執筆は順調に進むが、ささいなきっかけからポールは恐怖を覚え始める。ジョンの言葉を通して知る世界の姿は、果たして真実なのか? 何かがおかしい……。彼の正体は? そしてやって来る驚愕の結末。ただの会話が、なぜこれほど怖いのか。会話と独白のみで綴られた、緊迫の異色ミステリ。訳者あとがき=青木純子/解説=村上貴史
ギルバート・アデア
1944年生まれ。イギリスの作家、批評家。小説『作者の死』、『ラブ&デス』、評論集『ポストモダニストは二度ベルを鳴らす――90年代文化論』などが既に紹介されている。他に『不思議の国のアリス』、『ピーターパン』等の続編や、映画評論も多い。
青木純子
(アオキジュンコ )1954年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。英米文学翻訳家。訳書にG・アデア『閉じた本』、F・アルファウ『ロコス亭 奇人たちの情景』、B・S・ジョンソン『老人ホーム 一夜の出来事』、L・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』、K・モートン『忘れられた花園』、J・バートン『ミニチュア作家』他多数。