- ミステリ
- 本格ミステリ
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- 倒叙推理
- 青春ミステリ
- コージー
- 犯罪小説
- ロマンティック・ミステリ
- ユーモア・ミステリ
- パスティーシュ
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 評論・研究
- 少年・少女探偵
- スパイ小説
- エスピオナージュ
- 冒険小説
- 冒険
- 時代冒険
- バラエティ
- ユーモア
- 法廷もの
- スリラー
- 怪奇スリラー
- 海洋冒険
- 評伝
判型:文庫判
ページ数:386ページ
初版:1968年8月10日
ISBN:978-4-488-13105-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-チ-1-5
●大沢在昌氏推薦――「大人の女の恋と諦念、大人の男の優しさ」(ミステリーズ!Vol.01)
ロスアンジェルスのネオンの中を無鉄砲に、しかし一抹の感傷を抱いて歩む主人公フィリップ・マーロウ。そのマーロウに現代人の一典型を見出し、彼の魅力にひかれる読者は多い。本書はマーロウものを含めた中編、「ベイ・シティ・ブルース」「真珠は困りもの」「犬が好きだった男」異色短編「ビンゴ教授の嗅ぎ薬」そして「待っている」を収録。
「ベイ・シティ・ブルース」
「真珠は困りもの」
「犬が好きだった男」
「ビンゴ教授の嗅ぎ薬」
「待っている」
レイモンド・チャンドラー
1888年、アメリカ合衆国シカゴ生まれ。両親の離婚後、母親とともにイギリスに渡り、ロンドンのパブリック・スクールで教育を受ける。英国籍を取得し、海軍省勤務、新聞記者を経て、1912年にアメリカに戻る。第一次世界大戦後に小説を書き始める。1933年に〈ブラックマスク〉誌に「脅迫者は射たない」を発表したのを皮切りに執筆活動に専念。1939年に発表した長篇第一作『大いなる眠り』は、フィリップ・マーロウものの第一長篇でもある。同書並びに『さらば愛しき女よ』、『長い別れ』はチャンドラーの傑作長篇として名高い。1959年没。