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判型:文庫判
ページ数:374ページ
初版:1976年3月19日
ISBN:978-4-488-10802-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ル-2-2
写真:Gary Isaacs/Getty Images
装幀:柳川貴代+Fragment
忌まわしき『黄色い部屋の謎』の事件から2年ほどあと、青年記者ルールタビーユは再び悪夢のような事件に巻きこまれる。こたびの舞台は、南仏海岸に偉容を誇る古城〈ヘラクレス砦〉。相次いで事件を起こし、美しきマチルドをはじめ、砦の滞在客をおびやかすのは、神出鬼没のバルメイエなのか。前作で明かされなかった〈黒衣婦人の香り〉の秘密がヴェールを脱ぐ、ファン必読の書!
ガストン・ルルー
1868年、パリ生まれ。法律を学び、弁護士資格を取得した後、日刊紙《エコー・ド・パリ》に記事を寄せるようになり、その後、劇評や裁判記録を多く執筆。《ル・マタン》紙の特派員などもつとめた。代表作である『黄色い部屋の謎』は、1907年に《イリュストラシオン》紙の文芸付録に連載したもので、1908年に刊行され、現在も密室ミステリの古典として不動の地位を保っている。『黄色い部屋の謎』で活躍する青年新聞記者ルルタビーユのシリーズのほかに、映画化、舞台化されている『オペラ座の怪人』の著者としても知られている。1927年没。