シミノテチョウ18

紙魚の手帖 vol.18 AUGUST 2024


在庫あり

定価:1,540円 (本体価格:1,400円)

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紙魚の手帖 vol.18 AUGUST 2024

ジャンル
一般文芸 > 紙魚の手帖
国内ミステリ
SF

判型:A5判並製
ページ数:311ページ
初版:2024年8月9日

ISBN:978-4-488-03123-7
Cコード:C0093

装画:カシワイ
装幀:アルビレオ


内容紹介

書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》が『紙魚の手帖』に合流して2年目。今年も夏のSF特集をお届けします。■新連載・彩瀬まる。■赤野工作、阿部登龍、斧田小夜、飛浩隆、松崎有理、宮澤伊織、レイチェル・K・ジョーンズらの豪華執筆陣による読切短編。■第15回創元SF短編賞選評および、受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」掲載。■翻訳家・古沢嘉通による2023年ヒューゴー賞騒動解説記事。■創元SF文庫の成り立ちを語った代島正樹×小浜徹也(東京創元社編集部)対談など。


目次

【受賞作決定!】
第15回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)

【第15回創元SF短編賞受賞作】
喪われた感情のしずく 稲田一声
●人工感情調合のカリスマ、セクワ・ジュン。天才が世に問うた新作には、驚くべき秘密が隠されていた。第15回創元SF短編賞受賞作

【新連載】
道の花 彩瀬まる
●傷口からは、小さな双葉がのぞいていた

【小説】
これを呪いと呼ぶのなら 赤野工作
●遊ぶと呪われると噂のゲームがある

狼を装う 阿部登龍
●創元SF短編賞受賞後第一作

ほいち 斧田小夜
●意識を持った自動車と謎の”声”の話

WET GALA 飛浩隆
●2024年から60年にわたるロボット未来史

アルカディアまで何マイル 松崎有理
●少年はガチョウ兵と楽園を目指す

ときときチャンネル#8 【ない天気作ってみた】 宮澤伊織
●動画配信者SFシリーズ

子どもたちの叫ぶ声 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳
●その日、教室に銃声が響いた

※西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」、坂木司「きみのかたち」、新野剛志「粒と棘」、堂場瞬一「フルハウス」、貫井徳郎「不等辺五角形」は休載です
※熊倉献 コミックは休載です

【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
大森望/高山羽根子/田中芳樹/酉島伝法/宮内悠介/マーサ・ウェルズ

【対談】
創元SF文庫になった頃 代島正樹 小浜徹也

【解説記事】
人間的な、あまりに人間的な 二〇二三年ヒューゴー賞騒動 古沢嘉通

【ESSAY】
翻訳のはなし第16回 ホーガン翻訳裏話 内田昌之

※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です

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『ホロニック:ガール』高島雄哉

【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣

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