エイコクゲンシノショウネンタチ3

英国幻視の少年たち〈3〉

深沢仁


英国幻視の少年たち〈3〉

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ

判型:四六判上製
ページ数:448ページ
初版:2025年12月26日

ISBN:978-4-488-02926-5
Cコード:C0093

装画:ハルカゼ
装幀:西村弘美


内容紹介

あれは、すべてが最終的には自分を置いていなくなる、と信じているのです。
人気シリーズ愛蔵版第3弾、書き下ろし3編+単行本未収録短編5編収録。愛蔵版完結。

「ブラッド・オーヴァ・ウォーター」
英国に残るのか、日本に帰るのか。将来を考えるためにいったんウィッツバリーに戻ったカイだったが、ゴーストに憑かれた後遺症か悪夢に悩まされ……。
「フェアリー・ライド」
妖精の国にさらわれたグレン・バーンズ奪還を目指し動き始めた報告局。ハロウィンの夜の決行を前に、泉に棲む水の精霊シンシアまでもが妖精の女王に連れてゆかれてしまう。



深沢仁

(フカザワジン )

2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞、本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回「高校生が選ぶ天竜文学賞」を受賞。ほかの著書に『眠れない夜にみる夢は』『ふたりの窓の外』『渇き、海鳴り、僕の楽園』などがある。