判型:四六判並製
ページ数:262ページ
初版:2008年9月30日
ISBN:978-4-488-02435-2
Cコード:C0093
装画:後藤啓介
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
きょうも早くおうちに帰って本を読むのだ。
作家サクラバカズキは稀代の読書魔である。春には穴居人生活をしつつ、冬にはコタツで亀になりながら、今日も今日とて本を読むのだ。『赤朽葉家の伝説』日本推理作家協会賞受賞から『私の男』直木賞受賞までの怒濤の1年間。〈Webミステリーズ!〉人気連載が一冊に。なお巻末には、本書に登場する編集者たちとの座談会「ジゴロになりたい。あるいは48時間の恋!」を特別収録。著者あとがき=桜庭一樹
桜庭一樹
(サクラバカズキ )1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。2003年開始の〈GOSICK〉シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女には向かない職業』『製鉄天使』『荒野』『ファミリーポートレイト』『ばらばら死体の夜』『無花果とムーン』『小説 火の鳥 大地編』『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。