ワタシガユウレイダッタトキ

わたしが幽霊だった時【単行本版】

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
浅羽莢子


わたしが幽霊だった時【単行本版】

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元ブックランド

判型:四六判上製
ページ数:318ページ
初版:2004年11月10日

ISBN:978-4-488-01931-0
Cコード:C8097

装画:佐竹美保
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

気がついたら、あたし、幽霊になってた! 頭がぼやけててなにも思い出せない。宙に浮きながら家にかえってみると、だいっきらいな姉さんや妹たちは相変わらずけんかしてる。でもおかしい、あたしどうして幽霊になっちゃったんだろう? おまけに、ほんとはあたし、4人姉妹のうちの誰なんだろう? 7年の時空を行き来して自分自身をさがしもとめる少女の大冒険。現代英国を代表する著者のおかしくもほろ苦い傑作ファンタジー。本文挿絵=後藤啓介/解説=井辻朱美


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズ、スタジオジブリで映画化された『ハウルの動く城』の原作『魔法使いハウルと火の悪魔』、『九年目の魔法』、『わたしが幽霊だった時』、『ダークホルムの闇の君』、『グリフィンの年』などがある。2011年没。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。主な訳書、キャロル『死者の書』『月の骨』、ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』、リー『堕ちたる者の書』『幻獣の書』、ピーク『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』など多数。2006年没。