判型:四六判並製
ページ数:254ページ
初版:2016年5月31日
ISBN:978-4-488-00072-1
Cコード:C0076
装幀:東京創元社装幀室
初段にはマダラ初段と絶対初段があると言われている。アマの場合、3段の人が互先で初段に負けたり、また5段の人に勝ったりすることがある。囲碁の段位は、前後2子の幅があると言われている所以である。絶対的な初段や3段を目指すなら、本書の問題を、考えることなく一瞥して解けるようにすることが肝要である。布石・定石・手筋総合問題集である本書によって、それらの基本に精通することで、形よく力強い碁が身に付く。
洪敏和
(ホンミンファ )1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始め、韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表。囲碁を通じて人の輪が広がるのを願う囲碁ファンの一人である。