R・J・エロリー
1965年イギリス、バーミンガム生まれ。代表作に2007年刊行の『静かなる天使の叫び』があり、本国だけで35万部を超えるベストセラーとなった。同書はケベック本屋賞を受賞、また、バリー賞最優秀英国ミステリ賞最終候補となり、日本では、2009年の『IN★POCKET』の「文庫翻訳ミステリー・ベスト10」翻訳家&評論家部門で2位に輝いた。作品は26の言語に翻訳されている。その他の著作に、CWA(英国推理作家協会)のイアン・フレミング・スチール・ダガー賞の最終候補となったCity of Lies(2006)、シークストンズ・オールド・ペキュリアー最優秀犯罪小説賞を受賞したA Simple Act of Violence(2008)などがある。
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長らく関係を絶っていた弟が殺された。弟の十歳の娘との交流と、真実を追い求める旅路が、孤独な保安官ヴィクターの灰色の人生を彩っていく。一人の男の再生を描くミステリ。
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