廣嶋玲子
(ヒロシマレイコ )神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞し2006年にデビュー。主な作品に、〈ふしぎ駄菓子屋 銭天堂〉シリーズ、〈妖怪の子預かります〉シリーズ、〈ナルマーン年代記〉三部作、〈十年屋〉シリーズ、〈秘密に満ちた魔石館〉シリーズ、〈鬼遊び〉シリーズ、『送り人の娘』、『火鍛冶(ほかじ)の娘』、『魂を追う者たち』、『鳥籠の家』、『銀獣の集い』などがある。
顔を合わせるとけんかになる千弥と月夜公の過去にはいったい何があったのかなど、弥助をとりまく妖怪たちのひみつを教えます。大人気の妖怪ファンタジイ。シリーズ第3弾。
弥助の命を救うためとはいえ、妖界の誓いを破った千弥。ほんの一時だったが、破ったことに変わりはない、報いを受けねばならないのだ。大人気シリーズ第一期クライマックス。
妖怪の子がいなくなった。浅草に探しに行った弥助は、そこでひとりの女の子に出会った。その子はとんでもないうそつきで……。ちょっぴりこわくて心温まる妖怪ファンタジイ
ふとしたきっかけで、妖怪のお奉行様から妖怪の子を預かるように命じられた弥助。毎夜子どもを預けにやってくる妖怪に振り回される……。トラブルだらけの妖怪ファンタジイ!
大砂漠の民の血を引くマハーン、炎を操る力をもつシャン。固い友情で結ばれた少年たちは砂漠に魔手を伸ばす凶王を倒すことはできるのか。『青の王』『白の王』に続く第三弾。
初音姫の出産を前に祝いの品を贈ろうと奔走する妖たち。津弓の、右京と左京の、王蜜の君の考えた末に選んだ贈り物とは?「祝いの品」など6編を収録。大人気シリーズ第9巻。
弥助に対する殺害予告に、千弥は気も狂わんばかり。月夜公の結界から出ないことを条件に、弥助は妖怪の子預かり屋を続けられることにはなったが……。大人気シリーズ第8弾。
妖怪奉行所の奉行、月夜公の右腕飛黒が双子の息子を奉行所に連れてきた。今日も大忙しの妖怪奉行所。だがその陰で妖怪の子預かり屋の弥助をも巻き込む事件が進行していた。
宝石が胸にはまってしまった少女アイシャと、その宝石を持ち主にかえそうとする男タスラン。共に旅をすることになったふたりの奇怪な冒険行。大好評『青の王』に続く第二弾。
江戸で猫絡みの奇妙な事件が頻発、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、弥助や千弥も巻きこんで、事件の裏を探り始める。今回は猫だらけ、お江戸妖怪ファンタジイ第六弾。
久蔵の許嫁の初音がさらわれた。しかも初音は妖怪だという。厄介事が大好きな妖猫族の姫の手引きで初音が閉じ込められている屋敷に忍び込んだ久蔵だったが。シリーズ第五弾。
豪商天鵺家の跡継ぎの遊び相手として迎え入れられた茜。だが彼女がそこで見たのは一族にのしかかる負の鎖だった。〈妖怪の子預かります〉シリーズの著者の時代ファンタジイ。
化けいたちの宗鉄が娘を預けたいと、弥助のもとにやってきた。仮面をつけ周りを拒絶するみお。だが弥助のもとで子妖怪と接するうちに変化が。お江戸妖怪ファンタジイ第四弾。
砂漠に咲く水の都ナルマーン。魔族に守られたその国で、ハルーンは自分の名も知らない不思議な少女を助ける。『妖怪の子預かります』シリーズの著者の異世界ファンタジイ。
妖怪の花見に紛れ込んだ久蔵の運命、千弥と月夜公の因縁、〈妖怪オリジナル・キャラクター〉募集で選出された妖怪が登場する短編など全5編を収録した、人気シリーズ第3弾。
正式に妖怪の子預かり屋となった弥助だったが、妖怪の子供たちが行方不明になる事件が発生。探しにいった弥助は、一人の少女に出会うが……。お江戸妖怪ファンタジー第二弾。
ふとしたはずみで子預かり妖怪うぶめの住まいを破壊した弥助。罰として妖怪の子を預かるように命じられ、夜な夜な子妖怪に振り回される。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。
豪商天鵺家の後継ぎを狙う化物。それはかつて天鵺家が繁栄のために犠牲にした姫の怨霊だった。少女は大切な友達を守り負の鎖を断ち切ることができるのか。時代ファンタジー。