ジャンル：ノンフィクション・その他エッセイ

アメリカ探偵小説の大海を好奇心の赴くまま縦横無尽した航海記録。日本におけるアメリカ探偵小説受容史に絶大な影響を与えた伝説的名著、刊行から五十年を経て初の文庫化。

コロナのパンデミック下で過ごした一年余り。画家で作家の著者は毎日一枚の絵を描き、ツイッターに投稿した。500枚に及ぶ絵と36の短い文章を収録。時代を切り取る一冊。

作家・北村薫の歩む今日は、ミステリを愛する〈名探偵〉たちとの得難い出会いがあった。ひとつの真実へと向かう物語が放つ多彩な輝きを一冊に綴じこめた、ミステリ・エッセイ。

『ジーノの家イタリア10景』で、すべての読書人を内田洋子の、そしてイタリアの虜にした、稀代の名エッセイストによる半生記ともいうべきエッセイ集。

本格ミステリをこよなく愛する著者が、謎を見つける楽しさ、そして解き明かす面白さを縦横無尽に綴ったミステリ・エッセイ。デビュー三十周年を記念して新装版で贈ります。

博雅の文学者である三人が、探偵小説を読む愉しさを軽やかに、時に衒学的に、余すことなく語り尽くす歴史的名著。文庫初収録の連載回など増補のうえ完全版として甦る。

スウェーデンの保育園の待機期間は何か月？　ママたちに教わった手抜きメニューって？　一歳の娘の理想の子育て環境を求めてスウェーデンへ移住した著者の楽しいエッセイ集。

『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞をW受賞した（イタリア在住30余年の）著者が、本と人をめぐる様々な出来事を、見事な筆致で描く、十二章の半生記ともいうべきエッセイ集。

ラヴクラフトの翻訳研究で知られる翻訳家が浩瀚な蔵書により蓄積された知識と翻訳作法。半生における書物や人物との出会いを綴る希少な一冊。

メルドとは〈糞ったれ〉のことです。自身のホームページに綴った日記をまとめた痛快エッセイ集。モノ書きピアニストのいつわらざる日常は、大胆かつ繊細！　びっくりですよ。