ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

キンキ 禁忌

禁忌

在庫あり

定価
880円(本体価格:800円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 一般文芸
  1. 海外ミステリ > 法廷もの
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
262ページ
初版
2019年1月11日
ISBN
978-4-488-18605-0
Cコード
C0197
文庫コード
M-シ-15-4
Ferdinand von写真
(C) Schirach (photographer: Michael Mann)
装幀
中村聡

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内容紹介

文字のひとつひとつに色を感じる共感覚を持ち、写真家として大成功をおさめたゼバスティアン。だがある日、若い女性の誘拐・殺人容疑で逮捕されてしまう。捜査官に強要されて殺害を自供したゼバスティアンを弁護するため、敏腕弁護士ビーグラーが法廷に立つ。緊迫感に満ち満ちた裁判で暴き出される驚愕の真相とは。『犯罪』の著者が「罪とは何か」を問いかけた恐るべき問題作! 訳者あとがき=酒寄進一(文庫版に寄せて追加あり)

著者紹介

フェルディナント・フォン・シーラッハ

1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』(2009)が本国でクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞した。その他の著書に『罪悪』(2010)、『コリーニ事件』(2011)、『カールの降誕祭(クリスマス)』(2012)、『禁忌』(2013)、『テロ』(2015)、『珈琲と煙草』(2019)、Nachmittage (2022)などがある。

http://www.schirach.de/

酒寄進一 (サカヨリシンイチ)

ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。

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