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ザイアク 罪悪

罪悪

在庫あり

定価
792円(本体価格:720円)
ジャンル
  1. 一般文芸 > 連作短編集
  1. 海外ミステリ > 法廷もの
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
246ページ
初版
2016年2月12日
ISBN
978-4-488-18603-6
Cコード
C0197
文庫コード
M-シ-15-2
装画
柳智之
装幀
中村聡

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内容紹介

ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社にかぶれる男子寄宿学校生らのいじめが引き起こす悲劇。弁護士が語るさまざまな罪の形。『犯罪』を凌駕する第二短篇集!

目次

「ふるさと祭り」
「遺伝子」
「イルミナティ」
「子どもたち」
「解剖学」
「間男」
「アタッシェケース」
「欲求」
「雪」
「鍵」
「寂しさ」
「司法当局」
「清算」
「家族」
「秘密」

著者紹介

フェルディナント・フォン・シーラッハ

1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』(2009)が本国でクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞した。その他の著書に『罪悪』(2010)、『コリーニ事件』(2011)、『カールの降誕祭(クリスマス)』(2012)、『禁忌』(2013)、『テロ』(2015)、『珈琲と煙草』(2019)、Nachmittage (2022)などがある。

http://www.schirach.de/

酒寄進一 (サカヨリシンイチ)

ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。

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